上尾店スタッフブログ
屋根の縁切り材 タスペーサー 雨漏り防止
2019.04.20
みなさんこんにちは!
ガイソー上尾店です!
今日は少し痛いお話し…。
あれは私が中学生の時のことでした。
家庭科の授業でバッグ(多分)をミシンで縫って作るという内容でした。
端は大抵丈夫になるように返し縫い(一回縫ったところをバックして同じところを縫うこと)をするのですが、
そのときは返し縫いをしていて、ただ勢いよくやっていたので、
なんと自分の手も縫ってしまいました。
といっても人差し指に一針だけですが(゚ー゚;A
あの時はびっくりしましたね…急に大きな音で止まったので。
自分の指を見るまで縫われたことに気づいていませんでした笑
糸が貫通していて、あぁ縫っちゃったのかぁ、みたいな感じでした笑
その後はミシンの針先が折れて無くなっていたので一応病院でレントゲンを撮ってもらいましたが、特に異常はありませんでした。
昨日ミシンを見る機会があったので思い出しました。
みなさんもミシンを扱う時はお気を付けて!
さて今回は屋根の縁切り材(タスペーサー)についてお話しします。
縁切りとは新築時屋根材が上下に重なっている部分に隙間があります。
塗装する時に塗料でその隙間を埋めてしまうことがあります。
そうすると雨水が屋根の裏にたまり結露を起こしやすくします。
従来はそこをカッターのようなもので塗膜を切断し空気の通り道を確保してました。
このことを縁切りといいます。
タスペーサーとは従来の縁切りをより確実に効率よく行う為に考案された部材です。
カッターで縁切りを行うと仕上げた塗料を傷つけたり、何百枚もの屋根材に作業するので手間も時間もかかります。
それを解決した物がタスペーサーです。
タスペーサーは下塗りが完了した時点で屋根と屋根の間に入れることで隙間を作ります。
↑店舗にある見本です
黒いのがタスペーサーです。
そもそも屋根と屋根に隙間を作ると雨漏りするのではないかと思う人もいるかもしれません。
しかし隙間がなく雨水の排出先がなくなる方が危険なのです。
縁切りの効果というのは雨漏りを防ぐためにあります。
雨水は・強風時・大雨など想定外の雨が降ったときには構造上屋根材の下にも入り込むものです。
ですから入った雨水をどうやって排出するかが重要です。
縁切りが必要な薄型化粧スレートの屋根材は表面に溝があり、この溝は屋根材の下に雨水が侵入した際に排出します。
しかし屋根塗装をすることでこの溝を塗料でふさいでしまうことがあり、そうすると雨水の逃げ場がなくなるので屋根下地の腐食、ひいては雨漏りに繋がるのです。
また暖かい空気は上昇する性質があり天井を通して屋根裏まで上昇します。
一方屋根の外は日中は暖かくそれ以外は寒さにさらされています。
縁切りで空気の通り道を作らないと内側と外側との温度差で結露が出来てしまい、水分がたまり、
中の木材などを腐らせてしまいます。
ただ屋根に4mm以上の隙間がある場合など必要ない場合もあります。
いかがでしたでしょうか?
外壁と違い屋根はなかなか見えない部分ですのでどうなっているのかもご存じない人も多いと思います。
そろそろ屋根のチェックもしてみませんか?
ではまた次回をお楽しみください
ガイソー上尾店
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