施工事例
デクラセネター ティーク
さいたま市 B様邸
2024.11.16
95㎡コロニアルネオ屋根カバー工事|さいたま市|
BEFORE
AFTER
エリア | 埼玉県さいたま市 |
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お客様 | B様邸 |
工事内容 | 仮設足場・屋根カバー・外壁ひび割れ補修 |
工期 | 13日間 |
リフォーム費用 | ¥1,300,000~¥1,500,000 |
仕様 | デクラセネター ティーク |
築年数 | 18年 |
坪数 | 28坪 |
施工 | ガイソー上尾店 |
コロニアルネオ
既存の屋根はコロニアルネオという屋根材でした。コロニアルNEOは、クボタ(現KMEW)が2001年から2008年まで販売したノンアスベストスレート屋根材です。この屋根材は、アスベストを含有しないことが最大の特徴として挙げられます。アスベスト規制に対応するために開発され、当時の住宅市場に画期的な選択肢を提供しました。コロニアルNEOは、その短い製造期間にもかかわらず、全国の戸建て住宅に多く採用されましたが、耐久性に課題があることが後に判明します。
ノンアスベストへの移行は、コロニアルNEOの開発における重要な転機でした。それまでのスレート屋根材は、耐久性向上のためにアスベストを使用していましたが、健康被害が問題視され始め、代替素材の開発が急務となりました。コロニアルNEOは、セメントとパルプ繊維を使用した新たな配合で、アスベストを含まずに同様の耐久性を持つことを目指しました。しかし、現実には耐久性の問題が指摘されるようになり、「塗装出来ない」素材としての特徴が浮き彫りになっていきます。写真のようなヒビ・割れが多く発生するのが特徴です。
カバー工法では、既存のコロニアルNEOの上から新たな屋根材を追加することで、防水性と耐久性を高めます。施工時に既存の屋根材を取り除く必要がないため、工期が短縮され、費用も抑えられるという利点があります。コレの他にスレート屋根の葺き直しや、新しい屋根へ交換する葺き替えがあります。
仮設足場
今回屋根工事のみですが、仮設足場は必要です。
職人の安全性と作業効率アップ、物の落下防止やゴミの飛散を防ぐ目的があります。形に残る物ではありませんので足場にお金をかけるのがもったいない気がしますがとても大事な部分になります。せっかく足場をかけたなら外壁と屋根を一緒にやる方も多くいらっしゃいます。
職人の安全性と作業効率アップ、物の落下防止やゴミの飛散を防ぐ目的があります。形に残る物ではありませんので足場にお金をかけるのがもったいない気がしますがとても大事な部分になります。せっかく足場をかけたなら外壁と屋根を一緒にやる方も多くいらっしゃいます。
屋根カバー工事
既存棟板金雪止め撤去
防水シート張り
本体施工
屋根カバー工法、既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねて設置するリフォーム方法です。この工法の主な利点は、既存の屋根を取り外す必要がないため、廃材処理の手間やコストを省ける点です。セネターを使用した屋根カバー工法の場合、まず既存屋根材を洗浄し、その上にルーフィングを施工します。次に、軒先やケラバ、壁際などに必要な部材を取り付け、最後にセネターを設置して仕上げます。この一連の屋根カバー手順により、短期間で効果的に耐久性のある屋根が完成します。また、施工中に天候の影響を受けにくく、建物内部に影響を及ぼすことなく作業が進められるのも大きな利点です。
使用屋根材:デクラセネター
色:ティーク
色:ティーク
セネターは、石粒でコーティングされたガルバリウム鋼板を使用したハイブリッド屋根材です。軽量で、1平方メートルあたりわずか7kgと、一般的な瓦の約1/9の重さです。この軽さにより、建物の構造負担を大幅に軽減できます。また、セネターは独自のインターロック工法を採用しており、台風の際に発生する風速70m/sの風圧にも耐えられるため、非常に耐久性があります。さらに、天然石のコーティングは色褪せの心配がなく、長年にわたって美観を維持します。30年の品質保証と10年の美観保証が付いているため、安心して長期間使用できるのも大きな魅力です。塗り替えの必要がなく、多くの人に選ばれています。