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ガイソー上尾店

上尾店スタッフブログ

屋根`パミール‘のご相談増えてます

2021.11.20
 
みなさんこんにちは、ガイソー上尾店です。

今回は上尾市にて屋根カバー工事を行いました。

訪問販売がよく家に来るようになり、リフォームのご相談を受けました。

こちらのお家の屋根材はスレート「パミール」という商品です。

ニチハというメーカーの屋根材で今は販売されていません。

以前アスベストという繊維状の鉱物が屋根材に使用されていました。

健康被害によって2006年に使用が禁止されました。

建築資材にとっては安くて丈夫だったため、それに変わる物を使用してメーカーは屋根材を試行錯誤し作る事になります。

そのため2006年前後に作られた屋根材は脆いものがあります。
その屋根の中の1つがパミールです。

▲ドローン撮影写真
劣化の状態と、スレート一枚一枚の形でパミールと判断できます。

▲近くで撮影

パミールは屋根材自体がパラパラとミルフィーユのようにめくれるのが特徴です。(ミルフィーユ現象)

ロットによって劣化の大小があります。

この屋根のリフォームはカバー工法or葺き替えです。

塗装はできません。
正確には物理的には塗装できますが推奨しません。

一枚一枚屋根材がめくれその中に雨水や湿気が入りやすくなっています。
その上に塗装をするとその水分を閉じ込め、劣化を促進させてしまいます。


▲実際にパミールの屋根に塗装を進められ、施工されたお家の屋根です。

屋根が落ちてきて初めて屋根がこの様になっていることに気が付き塗装した業者さんに連絡したそうですが、すでになくなっていたようでした。

表面上は塗装をすると綺麗になりますが、屋根材自体に問題があるため、全く意味がありません。

早ければ塗装し数ヶ月でこの様になってしまい、葺き替えorカバー工事をすることになると塗装代が無駄となってしまいます。

塗装屋さんは塗装しかできません。そのため、パミールと分かっていても塗装できますと勧めます。

外装リフォームは初めての方も多く、屋根がどんなものか分からない方も多いです。

お見積は複数の会社から取ることをおすすめします。

HPから見積依頼は⇒こちら

ガイソー上尾店では事前の調査ではドローンにて全体を撮影し、どのようなリフォームが適切かご案内させて頂きます。

今回このお家はカバー工法にてリフォームしました。




今の屋根は撤去せずに新しい屋根材を被せます。
葺き替えとは違い、撤去費用や廃材処分費用が省けますのでスレート屋根にはカバー工法がおすすめです。

凹凸がある屋根や日本瓦は葺き替えをご案内します。
葺き替えの施工事例は⇒こちら

実際の施工の様子です。

▲棟板金雪止め撤去

カバー工法の場合は撤去するのは一番上の部材(棟板金)と雪止めです。


▲防水シート張り

改質ゴムアスルーフィングという防水シートを張ります。

防水の要である防水シートを張ることで雨漏りに悩んでいるお家はこのカバー工法をすることでほぼ解決致します。


▲部材取り付け

コーナーや谷部分などの部材を取り付けます。


▲屋根材本体を下から順番に張って行きます。

使用↓屋根材はアイジー工業(株)のスーパーガルテクトです。

軽量の金属屋根(1㎡約5㎏)ですので、今の屋根の上に被せても耐震性に問題ありません。

断熱材も入っており確実な断熱効果を期待できます。

錆びにくいガルバリウム鋼板でできており最長25年保証です。

それ以上の期間何もメンテナンスが必要ありません。


▲完成

塗装よりは費用がかかってきますが長い面でみればお得です。

もちろんパミールで無くても、屋根を長持ちさせたい!メンテナンスを1回で済ませたい!等ご要望があるお客様にもお勧めです。

いかがでしたでしょうか?

ではまた次回もお楽しみ下さい。

ネットでから見積もり依頼は【こちら!】

お気軽にメール相談は【こちら!】

外壁塗装っていくらくらいかかるの⇒施工事例はこちら


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