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上尾店スタッフブログ
現地調査 パミール 上尾市
2020.07.06
みなさんこんにちは！
ガイソー上尾店です！
今回は上尾市にて現地調査をおこないました。
既存の屋根材はスレート、外壁はサイディングでした。
屋根はパミールという商品です。
ご存じの方もいるかもしれません。
2006年にアスベストが禁止なりました。
アスベストは良くも悪くも建築材料としては優秀でアスベストが入った屋根は丈夫でした。
禁止になった前後に作られた屋根の中にはとても脆いものがあり、その一つがパミールです。
上の写真を見て頂くと、スレートの下部分が白く見えると思います。
そこは何層にもなっている屋根の一部が剥がれてしまっていることを表しています。
水分を含み、ぱらぱらとこのようにめくれることをミルフィーユ現象といいます。
パミールは多数の割れとミルフィーユ現象が起きることが特徴です。
この様になってしまうと、塗装は難しいです。
塗装することにより中に水分を閉じ込めてしまい、劣化を進めてしまうのです。
屋根の劣化は日射しがよく当たる南側が多いですが、パミールの場合だと水捌けが悪い北側に症状が出ることが多いです。
塗装出来ないとなると、リフォーム方法は2つで、
カバー工法か、葺き替えになります。
カバー工法(説明、事例)
⇒こちら
葺き替え(説明、事例)
⇒こちら
外壁は北側にコケが全面的に生えていました。
塗装をする際はこのコケやカビをしっかりと落とす必要があります。
サッシ周りや釘周りにヒビ割れがみられました。
またシーリングも堅くなり、真ん中からヒビ割れがおきていました。
今回は屋根は早めの葺き替えかカバー工法、外壁もそろそろ時期が来ている事が分かりました。
ではまた次回お楽しみ下さい！
ガイソー上尾店
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